
スポンサーリンク
『あきらめると、うまくいく』とは
この本の著者は、精神科医の藤野智哉さん。「マツコ会議」や「バイキング」に出演されたことのある方なのですが、私はまったくテレビを見ないので(笑) 知りませんでした。「え?諦めていいんだ!」とタイトルに惹かれたのと、お医者さんが書いた本には根拠や説得力があるので手に取りました。

藤野さんは、幼少時に川崎病が発症し今も心臓に病を抱えています。20代という若さで苦難を乗り越えて医師となった背景には、「あきらめる」というキーワードがあったそうです。
あきらめは逃げることではない、前向きに生きるための方法。
「あきらめる=悪いこと」のように感じるのですが、この本を読むと「あきらめると、むしろ良い結果を生み出せること」が分かります。ネガティブになってしまう人、頑張りすぎてストレスが溜まっている人にぜひオススメです!
私の学びはコレ

ゆるポジ+不動心で、ありのままの私を大切に
本を読み私が最も響いたポイントを抜き出した、Kana視点のサマリーです(笑) 分かりづらいので、少し補足します。
ブレずにゆる~く生きる
まず、「ゆるポジ」というキーワードがとても気に入りました!「なんとかなる」という気持ちで、ゆるくポジティブに物事をとらえる生き方です。
なぜその状況に陥ったのかを把握する→ゆる~くポジティブに自分自身をスキルアップさせる→前向きになったことを感謝する→自分が好きな自分になる
困難や悩みをただ投げ出してしまうのではなく、自分のモノの見方を変えることが大事ってこと!人は変えられない。自分が変わるしかない。つまり、自分の見方を変えるのです。

あと、「不動心」というキーワードにもビビッときました。ゆる~く生きても、そこには自分のブレない軸が必要だなぁと。藤野さんの弓道の例えが分かりやすかったです。的は動かない。グラグラしているのは自分の方。だから、自分自身がしっかり行えば結果はおのずと出るもの。
素の自分を好きなる
私は理想を思い描くのが好き。でも、「~すべき」「こうでなくては」って考えすぎるのも良くないと気付かされました。ガチガチの理想像にとらわれてしまい、頑張りすぎてストレスが溜まってしまうから。私は結構ポジティブ思考で妄想好きなので(笑) 悲観的になることは無いのですが、仕事と家事と育児のバランスが取れなくてイライラすることが多々あります。

でも、できない自分を受け入れる。責めなくていい。短所ばかりが気になって直そうとするけど、もっと長所に目を向ける。良いとこを伸ばしたらOK。自分らしく居ようと思えた。
私の行動はコレ

自分の軸を決める
「不動心」を持つためには、まずは自分の軸を決めることから始めます。「コレだけは譲れない!」という信念を書き出してみます。自分が大切にしているモノを明確にします。
あと、ボーダーラインを決めることもやってみます。自分のキャパを知る。家事や仕事など、ここまでならOKというボーダーラインを具体的に決めておく。厳しく決めると余計ストレスになるので、余白を残し設定してみよっと。

モヤモヤを書き出してポイ捨て!
あとは、うまくいかないことは紙に吐き出そうかなぁと。先日の「なぜ?メモ」に追加して、ネガティブなことも自問してみます。感情的になってるときに書き出しておいて、熱が冷めて見返すと「こんなことで悩んでたん?」となりそうですが(笑)
やっぱ、手帳じゃなくて、ネガティブは紙に書こうかな?ビリビリに破ってグチャグチャに丸めて捨てたら、スッキリしそうですよね(笑)
