もくじ
「GRIT(グリット)」とは
インスタで見かけて気になっていた「GRIT」を図書館で予約。類似本が2冊あったけど、早く読みたかったのでとりあえず予約待ちが少ない方を予約。いざ手元に来た本は、思ってたのと違ってました 😕 私が誤って借りたのはこちら↓
本当はベストセラーになったアンジェラ・ダックワース著書が読みたかったんです。元々の本はこちら↓
返却して長い間待つのも億劫だったので、仕方なく(?)誤って借りた本を読むことにしました。この本が伝えたいのは、「才能よりも意志の力が成功のカギである」ということ。
多数の一般人から著名人まで様々な体験談を例に出し、才能<意志の力(やり抜く力)のパワーを教えてくれています。どんなに偉業を成し遂げた人々でも、数えきれない程の失敗を乗り越えてきている。
- 有名な絵本作家のドクタースースは27の出版社に却下された
- レディーガガは始めのレコード会社から3ヶ月で愛想をつかされた
- リンカーンは事業に失敗し8回も選挙に落ちた
- ダイソンはデュアルサイクロン掃除機で5000回以上も失敗した
成功者は「グリットを備えた人=やり抜いた人」である。成功者は皆、失敗が人生で大きな役割を果たしたと言っている。グリットを鍛えるには「失敗という贈り物」を受け入れる必要がある!
成功する人としない人の差は、力量や知識の差ではなく、意志の差である。
タイトルでもある「GRIT(グリット)」とは…
G=Guts(度胸)R=Resilience(復元力)I=Initiative(自発性)T=Tenacity(執念)
復元力とは立ち直る力、執念は粘り強さとも言う。人生で成功を収めるには、生まれつきの才能より「情熱や忍耐」が重要であると述べられている。

気持ちの側にコントロールされるのではなく、自分の気持ちをコントロールする。
この言葉、まさに私です。毎日ただ感情に任せて行動し、完全に気持ちの側にコントロールされている自分…。前に読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」にも同じような教訓が出てきていました。
「グリッド=希望の容量」とも言える。グラスに水が半分しか残っていないと考えるか、まだ半分残っていると考えるかの違い。

人生は山あり谷ありで、楽しいことばかりでなく辛いことも起きる。逆境になると気持ちが沈み挫折しがちですが、悪い出来事にも良い面を見出すこと。「変化をチャンスとしてとらえられるか?」が大事。問題がないから幸福なのではなく、問題を解決できるから幸福なのだ。
タスクを無意識のうちに自動的に出来るようにになるまで、何度も繰り返し習慣化する。
目標を定め、計画をつくり、方針を立て、課題を一つひとつクリアする。大事なのは、小さなタスクにして一つひとつ潰していくこと。ただ夢見るだけではなく、これらを行うことがポジティブ思考である。
知力が衰えるのは、それを使わなくなったとき。
年齢=脳年齢ではない。歳をとると認知力が衰えるのではない。生後8ヶ月でも80歳でも変わらない。人は何歳でも成功できるという考え方を社会がもっと受け入れるべき。全米にはセカンドキャリアで働いている人が900万人、セカンドキャリアを見つけることが優先事項だと考えられている。
アラサーには有難い言葉!まだまだ今から何事にもチャレンジ出来ると希望が持てました 😉 学生の頃より英単語が覚えられない気がするのは、年齢を言い訳にしてるだけですね。
グリットは一切の人を平等にする。
経歴や資産に関わらず、すべての人がどんな時でもグリットを主張できる。逆境下にあっても不屈の精神を発揮できる人、七転び八起きで敗北を勝利に転換できる人、障害を逆手にとって前へ踏み出せる人。

この記事は、私の読書メモから一個人の感想を述べています。自分の心に響いた教訓を記録しています。